配剤(読み)はいざい

精選版 日本国語大辞典 「配剤」の意味・読み・例文・類語

はい‐ざい【配剤】

〘名〙
① 薬を調合すること。〔文明本節用集(室町中)〕
仮名草子竹斎(1621‐23)下「歴々の医師(くすし)集りて、はいざいする」
② ほどよく配合すること。ほどよくとりつくろうこと。
浄瑠璃・源氏冷泉節(1710頃)上「法眼もはいざい仕かねて見えにける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「配剤」の意味・読み・例文・類語

はい‐ざい【配剤】

[名](スル)
薬剤を調合すること。「症状に合わせて配剤する」
ほどよく配合すること。「天の配剤
[類語]調剤処方調合調薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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