精選版 日本国語大辞典 「鄭孝胥」の意味・読み・例文・類語
てい‐こうしょ ‥カウショ【鄭孝胥】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
中国、清(しん)末、「満州国」の政治家。字(あざな)は蘇戡(そかん)。福建省福州の人。清末進士。1891年(明治24)来日して神戸大阪総領事に就任。1903年から2年間、広西辺務督辦(とくべん)として湖北新軍を統率。1907年官を辞し、張謇(ちょうけん)らと上海(シャンハイ)に予備立憲公会を創設し、立憲運動を進めた。その後、盛宣懐(せいせんかい)の幕下に入って鉄道国有策を建議し、湖南布政使に任ぜられてその実施を図ったが、辛亥(しんがい)革命により挫折(ざせつ)した。以後上海で商務印書館董事(とうじ)の職にあり、1924年以後は天津(てんしん)で宣統帝の教育に従事した。「満州国」設立に参加して国務総理となり、帝制施行後、国務総理大臣に就任。1935年官を辞した。民国一流の詩人、書家でもあった。
[石島紀之]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
中国,清朝の旧臣,書家。福建省閩(びん)県の人。字は太夷,号は蘇龕。光緒8年(1882)郷試の首席。総領事として神戸に在住したが,日清戦争のため帰国。満州事変後は溥儀を助け,満州国国務総理となった。すぐれた儒学者として王道の実現を理想としたのは有名であるが,また詩書をよくし,とりわけ書は,古樸な独自の風格が世人に愛された。書室を海蔵楼といい,《海蔵楼詩集》などの著がある。
執筆者:角井 博
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新