鄒魯(読み)すうろ

精選版 日本国語大辞典 「鄒魯」の意味・読み・例文・類語

すう‐ろ【鄒魯】

〘名〙 (「鄒」は孟子の生国、「魯」は孔子の生国)
① 孔子と孟子の教え。
※童子問(1707)序「既而直泝鄒魯之旨、沈潜多年、会真詮
儒教における二人の聖人、孔子と孟子を生んだことから、礼儀、文化の盛んな地をいう。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「英国の学校は、『カンブリッチ』と『オキシホール』、両所に建たる大学校、尤も盛大にて、英国の鄒魯とも云べき所なり」 〔荘子‐天下

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android