邪見の刃（読み）ジャケンノヤイバ

デジタル大辞泉「邪見の刃」の意味・読み・例文・類語

よこしまな考えが人を害することを刃物にたとえた語。
「無慚むざんの切先きっさき―」〈浄・井筒業平〉

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邪見のこもった刀、あるいは鉾。また、邪見の恐ろしさを、刀あるいは鉾にたとえていう。

※謡曲・一角仙人（1520頃）「龍王は瞋恚(しんに)の、甲冑を帯し、邪見の鉾の、刃先を揃へ」

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