邪意(読み)じゃい

精選版 日本国語大辞典 「邪意」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐い【邪意】

〘名〙 よこしまな心。ねじけた精神邪心
※冬の宿(1936)〈阿部知二〉一三「嘉門の、突きつめてゐるが邪意のない顔色をみると」 〔漢書律暦志

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デジタル大辞泉 「邪意」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐い【邪意】

よこしまな心。邪心。
「―のない顔色をみると」〈阿部知二・冬の宿〉

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普及版 字通 「邪意」の読み・字形・画数・意味

【邪意】じやい

よこしまな心。〔後漢書、楊賜伝〕冠履倒易し、陵谷代處す。小人に從ひ、無知の私欲に順ふ。~殆(あやふ)い哉(かな)の、今にぐるは(な)し。

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