日本歴史地名大系 「那須八幡塚古墳」の解説
那須八幡塚古墳
なすはちまんづかこふん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
栃木県那須郡那珂川(なかがわ)町吉田(よしだ)に所在する古式な前方後方墳。那珂(なか)川右岸の段丘端部に西面して立地する。全長68メートル、後方部幅34メートル、高6メートル、前方部の頂部は削平を受けているが、幅は推定で17メートル、かなり低い原形であったことを前の土地所有者から確認することができる。1953年(昭和28)発掘が行われ、後方部頂下、主軸に沿った2個の粘土塊の間(約5メートル)から遺物の出土をみた。夔鳳(きほう)鏡、短剣、鋸(のこぎり)、小刀、鎌(かま)、鉄斧(てっぷ)、土師器(はじき)片などである。近くには同じ墳形の温泉(ゆぜん)神社古墳、駒形(こまがた)大塚古墳があり、後者とともに那須地域での初期(前期)の古墳である。
[大金宣亮]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新