那波八郎大明神(読み)なわはちろうだいみょうじん

世界大百科事典(旧版)内の那波八郎大明神の言及

【甲賀三郎】より

…昔話では兄弟話として語り伝えられている。《神道集》の〈那波八郎大明神の事〉には末弟の八郎が,兄たちの夜襲を受けて殺され,後に大蛇となってたたりをなし,兄7人の命とその一族,妻子眷属までとり殺すという,末子復讐譚となっている。 〈諏訪縁起の事〉は諏訪信仰を宣布して歩いた山伏修験(諏訪神人)に担われて広まったものであろう。…

※「那波八郎大明神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」