遼遠(読み)リョウエン

デジタル大辞泉 「遼遠」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えん〔レウヱン〕【×遼遠】

[名・形動]はるかに遠いこと。また、そのさま。「前途遼遠
「震旦身毒より―なる域土を知らざる」〈雪嶺真善美日本人
[類語]遠い悠遠遠め程遠い間遠まどお遠く遥か遥けしはるばる遠方遠隔遠路迂遠うえん長途絶遠永遠永久とわ永世常しえ常しなえ恒久悠久長久経常不変常磐永劫永代久遠無限無窮不朽万代不易万世不易万古不易千古不易遠距離僻遠へきえん万里以遠

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精選版 日本国語大辞典 「遼遠」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えん レウヱン【遼遠】

〘名〙 (形動) はるかに遠いこと。ほどとおいこと。また、そのさま。「前途遼遠
兵範記‐仁安二年(1167)八月二一日「於大内漸及数月、火事有怖畏、院御所遼遠、於事煩多」
※真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の本質「震旦身毒より遼遠なる域土を知らざる昔の日本人」 〔楚辞九章

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普及版 字通 「遼遠」の読み・字形・画数・意味

【遼遠】りようえん(りやうゑん)

遠くはるか。〔左伝、襄八年〕晉君方(まさ)にらかに、四軍闕無く、和睦す。必ずてざらん。楚の師、糧將(まさ)に盡きんとす。必ず將にやかに歸らんとす。何ぞ焉(こ)れを患(うれ)へん~と。

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