選言肢(読み)センゲンシ

デジタル大辞泉 「選言肢」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐し【選言肢】

選言的判断において、選択されるべき2個またはそれ以上の述語。例えば、「受験者は合格者か不合格者かのいずれかである」における合格者・不合格者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の選言肢の言及

【選言】より

A,Bを二つの名詞あるいは二つの命題(文)とする。このとき,〈AまたはB〉をABの選言といい,ABをその選言肢という。A,Bを命題とするとき,〈または〉の用法には,二つの選言肢がともに真の場合全体を偽と考える〈排反的または〉と,全体を真と考える〈両立的または〉の2種類がある。…

※「選言肢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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