選言原理(読み)せんげんげんり

精選版 日本国語大辞典 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

〘名〙 伝統的形式論理学で、二つの相矛盾する命題のどちらかに真理が存することをいう。その形式は「AはBであるか、Bでないかのどちらかである」。選言律。離接原理

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「選言原理」の意味・読み・例文・類語

せんげん‐げんり【選言原理】

論理学で、思考の原理の一。「AはAであるか、非Aであるか、いずれかである」または「AはBであるか、非Bであるか、いずれかである」という形式で表される。排中はいちゅう原理の反面を表現するもの。選言律。離接原理。→排中原理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android