適応症候群(読み)てきおうしょうこうぐん

精選版 日本国語大辞典 「適応症候群」の意味・読み・例文・類語

てきおう‐しょうこうぐん ‥シャウコウグン【適応症候群】

〘名〙 カナダのH=セリエが提唱した概念で、生体は外からのストレスに対してまず警告反応を示し、続いて下垂体、副腎皮質系が活動を示すが、この機能の亢進または低下によって、高血圧関節リウマチ胃潰瘍などの疾患が発生するという説。→ストレス警告反応

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デジタル大辞泉 「適応症候群」の意味・読み・例文・類語

てきおう‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【適応症候群】

生体がいろいろなストレスを受けたときに、それに適応しようとする一連の防衛反応。警告反応を示し、続いて下垂体・副腎皮質系が活動を示す。この反応が過度になって、高血圧・関節リウマチ・胃潰瘍いかいようなどの疾患が発生するとする。→ストレス説

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「適応症候群」の意味・わかりやすい解説

適応症候群
てきおうしょうこうぐん

警告反応」のページをご覧ください。

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