遠石町(読み)といしまち

日本歴史地名大系 「遠石町」の解説

遠石町
といしまち

遠石八幡宮の鳥居前、山陽道沿いにできた町で、寛永三年(一六二六)の熊野帳の野上のがみ村の中に遠石浦町屋敷として四七が記されている。

寛保元年(一七四一)の徳山藩御領内町方目安(徳山毛利家文書)によれば「町長サ東西三町九間弐尺六寸ニシテ石橋大小二ツ架ス、但シ西念仏坂脇ノ水道ヨリ東ノ町端迄」とあり、内訳として、西にし町・ひがし町・長浜ながはまについてそれぞれ長さ道幅を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android