遠大(読み)えんだい

精選版 日本国語大辞典 「遠大」の意味・読み・例文・類語

えん‐だい ヱン‥【遠大】

〘名〙 (形動) 志、見識計画などが、遠い将来まで見通して規模の大きいこと。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
※大学垂加先生講義(1679)「先ず伝るに近小を以して、後教るに遠大を以す」 〔謝朓‐為王敬則謝啓〕

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デジタル大辞泉 「遠大」の意味・読み・例文・類語

えん‐だい〔ヱン‐〕【遠大】

[形動][文][ナリ]計画の規模や志が、将来まで見通して大きいさま。「遠大な計画」
[類語]幽遠深遠深長深奥広遠

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普及版 字通 「遠大」の読み・字形・画数・意味

【遠大】えん(ゑん)だい

遠く大きい。宋・黄庭堅〔快閣に登る〕詩 木千山、天、大 澄江一

字通「遠」の項目を見る

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