達見(読み)たっけん

精選版 日本国語大辞典 「達見」の意味・読み・例文・類語

たっ‐けん【達見】

〘名〙 広く事情を見通した見識。すぐれた意見達識
※法窓夜話(1916)〈穂積陳重六一先生の達見は実に敬服の至りである」 〔晉書‐賈充伝〕

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デジタル大辞泉 「達見」の意味・読み・例文・類語

たっ‐けん【達見】

物事を広く、また先々まで見通す、すぐれた意見・見識。達識。「達見の士」
[類語]卓識達識

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「達見」の読み・字形・画数・意味

【達見】たつけん

道理のあるところをみとおす。〔三国志、呉、呉主権伝〕魏の踐祚し、~(孫)策命して曰く、~君、天忠亮、~深く數を覩(み)、廢興を見す。~甚だ嘉(よみ)す。今君を封じて王と爲し、~君に璽綬・策書~を授く。

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