精選版 日本国語大辞典 「道芝」の意味・読み・例文・類語
みち‐しば【道芝】
〘名〙
① 道ばたに生えている芝草。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「葉ずゑこそ秋をもしらめねをふかみそれみちしばのいつか忘れん」
③ 道の案内をすること。手引き、とりもちをすること。また、その者。
※夜の寝覚(1045‐68頃)三「そは、みちしば要るべきことにも侍らざりつる物を」
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