道川神社(読み)みちかわじんじや

日本歴史地名大系 「道川神社」の解説

道川神社
みちかわじんじや

[現在地名]秋田市上新城道川

道川愛染みちかわあいぜん集落に近く、標高一〇〇メートルの山上にある。祭神伊邪那岐命・伊邪那美命ほか三神。江戸時代には愛染堂とよばれ、現在地より一段と高い丘上に鎮座していた。津村淙庵は「雪のふる道」に、「みち川に至て見れば あいぜんは山のうへにまします。鳥居のもとより石の階はるかにのぼりたれば 木しげき松のくろうある陰に御堂たてり」と景観を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android