道主貴(読み)ちぬしのむち

世界大百科事典(旧版)内の道主貴の言及

【田霧姫命】より

…玄界灘にある沖島に坐(いま)すところから瀛津嶋姫(おきつしまひめ)命ともいう。《日本書紀》の一書には,アマテラスが3女神に〈道〉の中にあって〈天孫〉を助けよと命じ,3神は〈道主貴(ちぬしのむち)〉と命名されたことが記されている。〈道〉とは海路を示し〈道主貴〉とはその航路の神をいう。…

※「道主貴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」