遍智覚(読み)へんちかく

世界大百科事典(旧版)内の遍智覚の言及

【大宮院】より

…1242年(仁治3)入内し,ほどなく立后して中宮と称された。48年(宝治2)大宮院の院号宣下があり,その間,後深草・亀山両天皇をはじめ,4皇子2皇女を生んだが,72年(文永9)後嵯峨法皇の死にあい,その初七日忌に落飾,法名を遍智覚と称した。関東申次西園寺家の勢威を背景に,後深草以降4代の天皇の生母あるいは祖母として敬重されたが,正応5年9月9日68歳で没し,京都東郊南禅院に葬られた。…

※「遍智覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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