運河用昇降機(読み)うんがようしょうこうき

世界大百科事典(旧版)内の運河用昇降機の言及

【運河】より

…閘門を使って運河化する方法は堰閘法(図2)と呼ばれており,現代の運河化はこれが一般的な方法である(閘門をもつ運河を有門運河と呼ぶこともある)。堰閘法において,一つの堰による落差は5~15m程度であり,落差がこれより大きいと閘門を多段式に造るか,運河用昇降機(リフト)を備える必要がある。多段式閘門の場合,1段ごとの落差を等しくして,上流から下流に送られる水量を一定にしなければならない。…

※「運河用昇降機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」