運河トン数(読み)うんがトンすう

百科事典マイペディア 「運河トン数」の意味・わかりやすい解説

運河トン数【うんがトンすう】

運河通行料金の基準となる船のトン数スエズ,パナマ両運河には特有の積量測度規定があって,通行料金はその純トン数で徴収される。通常両運河を航行する可能性のある船舶は,建造時に両運河の規定によるトン数を算定し,あらかじめ用意した運河トン数証書を携行している。
→関連項目船舶トン数

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の運河トン数の言及

【船舶トン数】より

…船の大きさを表す単位としてトン数が用いられるが,これには大別して船の大きさの指標であるトン数と,重量を表すトン数とがある。前者のトン数は船の容積を基として算出され,総トン数,純トン数,運河トン数などの区別があるが,あくまでも大きさの指標であって物理的な意味の単位ではない。後者の重量を表すトン数には排水量,載貨重量などがあり,この単位は重量のトンである。…

※「運河トン数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android