遊義門院(読み)ゆうぎもんいん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遊義門院」の意味・わかりやすい解説

遊義門院
ゆうぎもんいん

[生]文永7(1270).9.19. 京都
[没]徳治2(1307).7.24. 京都
後深草天皇の第1皇女。母は東二条院藤原公子。名,れい子 (れいし) 。誕生の翌年内親王宣下。弘安8 (1285) 年後宇多天皇の第1皇子邦治親王 (後二条天皇) の准母として皇后尊称された。正応4 (91) 年院号宣下。永仁2 (94) 年後宇多上皇仙洞に入り寵幸をこうむった。陵墓は京都市右京区の嵯峨今林陵。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遊義門院」の解説

遊義門院 ゆうぎもんいん

1270-1307 鎌倉時代,後深草天皇の皇女。
文永7年9月19日生まれ。母は東二条院。弘安(こうあん)8年(1285)後宇多天皇の皇子邦治親王(後二条天皇)の准母とされ,皇后の尊称をうける。正応(しょうおう)4年に院号宣下(せんげ)。永仁(えいにん)2年はじめて後宇多上皇の御所にはいった。徳治(とくじ)2年7月24日死去。38歳。名は姈子。

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367日誕生日大事典 「遊義門院」の解説

遊義門院 (ゆうぎもんいん)

生年月日:1270年9月19日
鎌倉時代後期の女性。後深草天皇の皇女
1307年没

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