遊星歯車(読み)ユウセイハグルマ

デジタル大辞泉 「遊星歯車」の意味・読み・例文・類語

ゆうせい‐はぐるま〔イウセイ‐〕【遊星歯車】

中心となる歯車回転とかみ合って回転し、同時にその回りを転動していく歯車。中心の歯車は太陽歯車とよぶ。プラネタリーギア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遊星歯車」の意味・読み・例文・類語

ゆうせい‐はぐるま イウセイ‥【遊星歯車】

〘名〙 回転自由な歯車のまわりを、かみ合いながら転動する歯車。通常はこの遊星歯車とかみ合うもう一つの歯車を組み合わせて、二軸の回転速度の合成、あるいは分配などを行なう。また、このようにした機構を遊星歯車機構という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の遊星歯車の言及

【遊星歯車装置】より

…プラネタリーギヤともいう。固定中心のまわりに回転するか,あるいは固定された歯車(これらを太陽歯車という)と,そのまわりを公転する中心上で回転する歯車(遊星歯車)からなる歯車列。おもに高速回転の減速装置として用いられる。…

※「遊星歯車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android