(読み)ぐうする

精選版 日本国語大辞典 「遇」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐・する【遇】

〘他サ変〙 ぐう・す 〘他サ変〙 人を待遇する。もてなす。取り扱う。あしらう。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉五「益々孫兵衛を善く遇したり」

ぐう【遇】

〘名〙 世に入れられること。幸運にめぐりあうこと。
※古文真宝桂林抄(1485頃)乾「遇不遇は天命ぢゃほどにぞ」

ぐう‐・す【遇】

〘他サ変〙 ⇒ぐうする(遇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「遇」の意味・読み・例文・類語

ぐう【遇】[漢字項目]

常用漢字] [音]グウ(慣) [訓]あう
思いがけず出会う。「奇遇遭遇
よい運にめぐりあう。めぐりあわせ。「境遇不遇千載一遇
ある態度で人と接する。もてなす。「厚遇殊遇処遇待遇知遇優遇礼遇冷遇
[名のり]あい・はる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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