連邦党(読み)れんぽうとう

山川 世界史小辞典 改訂新版 「連邦党」の解説

連邦党(れんぽうとう)

連邦派・連邦党〔アメリカ〕

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の連邦党の言及

【政党】より


[アメリカ]
 アメリカの政党は,皮肉なことに反政党主義的立場に立っていたワシントンの下での主要閣僚であったハミルトンとジェファソンによって,18世紀末に創設された。すなわち連邦党と民主共和党である。当初優位に立っていた連邦党は19世紀に入ると民主共和党に連敗して消滅し,民主共和党体制が続く中で〈ジャクソニアン・デモクラシー〉時代が到来したが,この間に民主党と呼ばれるようになった民主共和党では,党内のジャクソン派と反ジャクソン派の対立が激化し,反ジャクソン派は1828年に国民共和党(1834年にホイッグ党と改称)を結成し,40年にハリソン,48年にタイラーを大統領に当選させた。…

【フェデラリスツ】より

…アメリカ建国初期の政党。フェデラリスト党Federalist Partyとも呼ばれ,連邦派,連邦党とも訳される。1787年起草の連邦憲法案に対しては各州の憲法批准会議でかなりの反対が予想されていた。…

※「連邦党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」