連子(読み)ツレコ

デジタル大辞泉 「連子」の意味・読み・例文・類語

つれ‐こ【連(れ)子】

《「つれご」とも》結婚する相手が連れてきた、前の配偶者との間にできた子。
[類語]義子養子継子まま子

れん‐こ【連子】

連子鯛れんこだい」の略。

れん‐じ【連子/×櫺子】

木・竹などの細い材を、縦または横に一定間隔を置いて、窓や欄間らんまに取り付けたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「連子」の意味・読み・例文・類語

つれっ‐こ【連子】

〘名〙 「つれこ(連子)」の変化した語。
※をさめ髪(1900)〈永井荷風〉一「貰っ子ぢゃあ無(ね)え。現(いま)女房(おかみ)さんの連子(ツレッコ)なんだが」

れん‐こ【連子】

〘名〙 魚「きだい(黄鯛)」の異名

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百科事典マイペディア 「連子」の意味・わかりやすい解説

連子【れんじ】

窓や,戸などの開口部棒状の木または竹を縦または横に並べたもの,およびその意匠をいい,縦横に組んだ格子とは区別される。連子を構成する材を連子子(れんじこ)という。
→関連項目格子無双窓

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普及版 字通 「連子」の読み・字形・画数・意味

【連子】れんじ

格子。

字通「連」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「連子」の意味・わかりやすい解説

連子
れんじ

格子

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