逢瀬(読み)おうせ

精選版 日本国語大辞典 「逢瀬」の意味・読み・例文・類語

おう‐せ あふ‥【逢瀬】

〘名〙 相会う時。会う機会。特に男女が会うことについていう。
※後撰(951‐953頃)雑二・一一八一「ふるさとのさほの河水けふも猶かくてあふせはうれしかりけり〈藤原冬嗣〉」
読本春雨物語(1808)死首のゑがほ「神の結びたまふ縁ならば、ついのあふせあるべし」

あう‐せ あふ‥【逢瀬】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「逢瀬」の意味・読み・例文・類語

おう‐せ〔あふ‐〕【×逢瀬】

会う時。特に、愛し合う男女がひそかに会う機会。「たまさか逢瀬を楽しむ」
[類語]あいびき密会忍び逢いランデブーデート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android