造作用集成材(読み)ぞうさくようしゅうせいざい

世界大百科事典(旧版)内の造作用集成材の言及

【集成材】より

…一方,このような集成材を造るためには,材料の切削,欠点除去などによる歩留り低下,接着剤などの副資材の使用,製造エネルギー代など,製品の価格が製材品より高くなりがちである。 集成材は種々の樹種を用い,種々の条件で製造され,種々の用途に供されるので種類もいろいろに体系づけられるが,最も重要なものは構造用集成材と造作用集成材の区分である。JASによれば,構造用集成材は耐力部材に用いうる大きな強度が保証されるもので,ひき板を縦方向につなぐときはフィンガージョイントなど強度の大きい継手を使い,また,レゾルシン樹脂など耐久性の高い接着剤を使用すること,ひき板の積層数も5枚以上(枠組壁工法用のものは4枚以上)と規定されている。…

※「造作用集成材」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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