通途・通塗(読み)つうず

精選版 日本国語大辞典 「通途・通塗」の意味・読み・例文・類語

つう‐ず ‥ヅ【通途・通塗】

〘名〙 (形動) ありふれたこと。どこにでもころがっていること。また、そのものやそのさま。普通。通常
改邪鈔(1337頃)「不思議の仏智をたもつ道俗四種通途(ツウヅ)の凡体においてはしばらくさしおく」
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中「女と思ひ怪我するな、なみや通塗(ツウヅ)の女でない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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