通慣・通馴(読み)かよいなれる

精選版 日本国語大辞典 「通慣・通馴」の意味・読み・例文・類語

かよい‐な・れる かよひ‥【通慣・通馴】

〘自ラ下一〙 かよひな・る 〘自ラ下二〙
① いつも通う。また、いつも通っていてなれる。
※新後撰(1303)雑中・一三八四「まよはじな通ひなれたる山人爪木の道はしをりせずとも〈惟康親王家右衛門督〉」
② 男が女のもとに通いしたしむ。
太平記(14C後)二二「今の世に肩を双(ならぶ)る人もなき高土佐守に通馴(カヨヒナレ)て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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