精選版 日本国語大辞典 「通度寺」の意味・読み・例文・類語
つうど‐じ【通度寺】
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韓国(大韓民国)、慶尚南道梁山市にある寺。山号を霊鷲山(りょうじゅさん)といい、旧朝鮮三十一本山の一。慈蔵(じぞう)の開基。慈蔵は、643年(新羅(しらぎ)、善徳女王12年)3月、唐五台山より帰国し芬皇(ふんこう)寺に住していたが、646年善徳女王とともに当山に上り金剛戒壇を築いた。その中に石函(せっかん)・石床(せきしょう)をつくり、上に3種の函を重列したが、一函には唐より将来の三色舎利4枚、一函には歯牙(しが)1枚、残り一函には頂骨指節数十片を安置し、さらに、貝葉(ばいよう)経文を納め蓋石(ふたいし)をし、戒壇を荘厳(しょうごん)し、同時に大雄殿、寂滅(じゃくめつ)宮、法堂(ほうとう)なども創建されたと伝える。通度寺の名号は、当山の気象が西域(せいいき)・インドに通ずるからだとも、また通方度人の意であるとも、あるいは慈蔵が戒壇をつくり通受度牒(つうじゅどちょう)を行ったためともいう。のち、1377年4月に海寇(かいこう)で、1592年に日本軍の兵火によって堂舎焼失するなど災厄を受けたが、重修が行われ、1704年には性能が舎利塔を修造し、以後各王が堂舎を増造し、寺門は隆盛した。寺宝には、『金字法華経(ほけきょう)』『三蔵西行路程記』、金剛杵(こんごうしょ)、青銅香炉(こうろ)、旧印刷木版などがある。
[里道徳雄]
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