通夜僧(読み)つやそう

精選版 日本国語大辞典 「通夜僧」の意味・読み・例文・類語

つや‐そう【通夜僧】

〘名〙
寺院に参籠して、夜通し読経勤行などする僧。通夜籠りをする僧。
死者の棺の側で、終夜つめて読経などする僧。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉雨の降る日「晩には通夜僧(ツヤソウ)が来て御経を上げた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android