通夜・竟夜(読み)よもすがら

精選版 日本国語大辞典 「通夜・竟夜」の意味・読み・例文・類語

よ‐も‐すがら【通夜・竟夜】

〘副〙 暮れ方から夜明けまでずっと。一晩中。夜どおし。終夜
書紀(720)履中即位前(図書寮本訓)「通夜(ヨモスカラ)、火滅ず」
十六夜日記(1279‐82頃)「夜もすがら涙もふみもかきあへず磯こす風に独おきゐて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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