通い(読み)カヨイ

デジタル大辞泉 「通い」の意味・読み・例文・類語

かよい〔かよひ〕【通い】


㋐通うこと。行き来すること。「通いの電車賃をもらう」「血の通いがよくなる」
㋑(「…がよい」の形で)名詞に付いて、一定の場所に定期的に、あるいは、頻繁に行き来することを表す。「塾通い」「悪所通い
自宅から職場に通うこと。通い勤め。「通い店員
通い帳」の略。「通いで買い物をする」
宴席などで飲食給仕をすること。
「五六人の小僧がいて、料理方もあれば、―をするものもあった」〈藤村千曲川のスケッチ
手紙などのやりとり。
「折々の御文の―など」〈澪標
[類語]往復行き帰り行き来往来来往往還行き交い行き戻り去来通う交通

がよい〔がよひ〕【通い】

かよ(通)い1㋑」に同じ。「医者通い」「悪所通い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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