透明導電膜(読み)とうめいどうでんまく(英語表記)transparent conductive film

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「透明導電膜」の意味・わかりやすい解説

透明導電膜
とうめいどうでんまく
transparent conductive film

EL素子や撮像管などの光電変換装置透明電極として使われる薄膜で,光を透過してしかも導電性がある。酸化スズ SnO2 や酸化インジウム In2O3主成分とするものが代表的である。酸化スズを主成分とするものはネサ膜とも呼ばれる。 (→導電性ガラス )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android