逆輸入車(読み)ぎゃくゆにゅうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逆輸入車」の意味・わかりやすい解説

逆輸入車
ぎゃくゆにゅうしゃ

日本のメーカー海外生産し,日本に輸入した自動車。自動車摩擦が叫ばれ,日本のメーカーが海外で生産を始めた 1980年代中頃から生じた現象当初は海外仕様という珍しさが消費者に喜ばれた。第1号は本田技研工業の「アコードクーペ」で,本来アメリカ市場専用に開発されたモデルである。また三菱自動車工業クライスラーとの合弁会社がアメリカで製造した輸入車「エクリプス」は 90年に人気を集めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android