精選版 日本国語大辞典 「送狼」の意味・読み・例文・類語
おくり‐おおかみ ‥おほかみ【送狼】
〘名〙
※俳諧・物種集(1678)「胸に思ふ火縄の煙立添て あとより恋のおくり狼」
おくり‐おおかめ ‥おほかめ【送狼】
〘名〙
① =おくりおおかみ(送狼)①
※洒落本・穴可至子(1802)「おくり狼(オフカメ)を見るやうにだまって付てこずとちっとしゃれさっしな」
② =おくりおおかみ(送狼)②
※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)二「見世を仕舞て帰る所を、送り狼(オフカメ)でかネ」
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