退嬰(読み)たいえい

精選版 日本国語大辞典 「退嬰」の意味・読み・例文・類語

たい‐えい【退嬰】

〘名〙 しりごみすること。ひきこもること。積極的に新しいものを取り入れていこうとする意気ごみのないこと。
青年(1910‐11)〈森鴎外二三「卑怯らしく退嬰(タイエイ)態度を見せることが」

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デジタル大辞泉 「退嬰」の意味・読み・例文・類語

たい‐えい【退×嬰】

しりごみして、ひきこもること。進んで新しいことに取り組もうとする意欲に欠けること。「退嬰ふうがはびこる」「退嬰主義」

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普及版 字通 「退嬰」の読み・字形・画数・意味

【退嬰】たいえい

消極的。

字通「退」の項目を見る

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