追縋(読み)おいすがる

精選版 日本国語大辞典 「追縋」の意味・読み・例文・類語

おい‐すが・る おひ‥【追縋】

〘自ラ五(四)〙
① 後を追ってまつわりつく。とりすがる。
合巻雷太郎強悪物語(1806)後「いざ大勢にておひすがり僧のかたきとりて得させん」
② いったん断わられたのに、また無理にたのむ。
※売花翁(1893)〈斎藤緑雨〉「再三逐縋(オヒスガ)っての御所望に最早辞退の矢玉も竭(つ)き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android