精選版 日本国語大辞典 「追従」の意味・読み・例文・類語
つい‐しょう【追従】
〘名〙 (「しょう」は「従」の漢音)
① =ついじゅう(追従)①
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「女は、さるべき人のついせうするにつけてこそ、やむごとなくも。なほおはしませ」
② 人におもねること。こびへつらうこと。おべっかを使うこと。ついそう。
※人情本・清談峯初花(1819‐21)後「心にあらぬ追従(ツイシャウ)軽薄して」
[補注]現代では、①の意では「ついじゅう」、②の意では「ついしょう」と区別して用いる。
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