追体験(読み)ついたいけん

精選版 日本国語大辞典 「追体験」の意味・読み・例文・類語

つい‐たいけん【追体験】

〘名〙 他人体験を、作品などを通して自分の体験として生き生きと、とらえること。
島崎藤村(1946‐56)〈平野謙新生「若き日を追体験した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「追体験」の意味・読み・例文・類語

つい‐たいけん【追体験】

[名](スル)他人の体験を、作品などを通してたどることによって、自分の体験としてとらえること。「作者幼時追体験する」
[類語]経験体験見聞洗礼苦汁苦杯見聞き耳目遍歴場数を踏む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android