迭剌(読み)てつらつ

世界大百科事典(旧版)内の迭剌の言及

【契丹文字】より

…漢字を参考に作った表意文字である契丹大字と,表意字形と表音字形を混用する契丹小字がある。大字は遼の太祖耶律阿保機(やりつあぼき)が920年(神冊5)に創案し,小字は数年後,太祖の弟の迭剌(てつらつ)がウイグルの使者から学んで作ったと記録される。小字の創作年代はつまびらかではないが,924年(天賛3)か925年と推定されている。…

※「迭剌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」