迫込(読み)せりこみ

精選版 日本国語大辞典 「迫込」の意味・読み・例文・類語

せり‐こみ【迫込】

〘名〙
① 割り込むこと。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一八「せり込に骨を折らせぬ美しさ」

せり‐こ・む【迫込】

〘自マ四〙 押し分けて入り込む。もぐり込む。割り込む。
歌舞伎八幡祭小望月賑縮屋新助)(1860)四幕「おれが得意も何軒かせり込(コ)まれて取られたが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android