きん‐がん【近眼】
〘名〙
※洒落本・通言総籬(1787)二「こいつはきつい。それでは近眼(キンガン)とは思はれねへはへ」
② (比喩的に) 物事の先を見通すことのできない目。また、その人。あるいは、狭い見方しかできないこと。また、その人。
近視眼。
※
舞姫(1890)〈森鴎外〉「わが近眼は唯だおのれが尽したる職分をのみ見き」
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デジタル大辞泉
「近眼」の意味・読み・例文・類語
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世界大百科事典内の近眼の言及
【屈折異常】より
… 調節を休めたとき,無限遠から眼に入ってくる平行光線が像を結ぶ位置は,眼の状態によって異なり,次のように分けられる。(1)正視 網膜に像を結ぶもの,(2)近視myopia∥near sighted eye 俗に近眼ともいう。網膜の前方に像を結ぶもの,(3)遠視hyperopia∥farsightedness 網膜の後方に像を結ぶもの,(4)乱視astigmatism どこにも像を結ばないもの。…
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