近乍(読み)ちかながら

精選版 日本国語大辞典 「近乍」の意味・読み・例文・類語

ちか‐ながら【近乍】

〘副〙 まぢかにありながら。ちかいにもかかわらず。ちかいのに。
※後撰(951‐953頃)夏・一四九「郭公きゐる垣根はちかなから待ち遠にのみ声のきこえぬ〈よみ人しらず〉」

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