迎接会(読み)ごうしょうえ

精選版 日本国語大辞典 「迎接会」の意味・読み・例文・類語

ごうしょう‐え ガウセフヱ【迎接会】

〘名〙 迎接のさまを演ずる法会奈良県当麻寺(たいまでら)で陰暦四月一三、一四の両日に行なわれる曼荼羅会(まんだらえ)有名阿彌陀仏を安置した輿を中に、二五人の僧が二十五菩薩(ぼさつ)仮面をつけて、行進する。練供養(ねりくよう)。《季・夏》

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世界大百科事典(旧版)内の迎接会の言及

【来迎会】より

…念仏行者が臨終のとき,仏・菩薩が迎えに来て,極楽浄土に引きとるさまを儀式化した法会。迎講(むかえこう),迎接会(ごうしようえ)ともいい,練供養(ねりくよう)とも俗称する。阿弥陀信仰に基づく法会である。…

※「迎接会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」