込矢(読み)こみや

精選版 日本国語大辞典 「込矢」の意味・読み・例文・類語

こみ‐や【込矢】

〘名〙
① 数多く一緒に射込む矢。
太平記(14C後)一四「後陣に磬(ひかへ)たる勢の中へ、雨の降(ふる)如く込矢(コミヤ)をぞ射たりける」
初期の、先込め銃に使う道具。木、または、鉄の細長い棒で、弾薬を筒の底まで込み入れるのに用いるもの。こめや。〔和英語林集成初版)(1867)〕

こめ‐や【込矢】

〘名〙 =こみや(込矢)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android