辰刻(読み)シンコク

デジタル大辞泉 「辰刻」の意味・読み・例文・類語

しん‐こく【×辰刻】

《「辰」も「刻」もともに時の意》時。時刻刻限

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精選版 日本国語大辞典 「辰刻」の意味・読み・例文・類語

しん‐こく【辰刻】

〘名〙 (「辰」も「刻」も、時(とき)の意) とき。時刻。刻限。〔宋史‐天文志〕

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普及版 字通 「辰刻」の読み・字形・画数・意味

【辰刻】しんこく

とき。時刻。〔宋史、律暦志三〕國挈壺(けいこ)のを復し、專ら辰を掌らしむ。

字通「辰」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の辰刻の言及

【時刻】より


[中国の時刻制度]
 中国では王朝の交替によって暦法は改められたが,時法はいちおう不変で1日100刻制で一貫していた。また実用時刻法としては12辰刻を採用していたので,1辰刻は81/3刻に相当していた。これを表現するのに1辰刻を初,正に二分し,おのおのに初刻,1刻,2刻,3刻,4刻があったが,初刻だけが古刻という短い時間であった。…

※「辰刻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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