輸出確認統計(読み)ゆしゅつかくにんとうけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輸出確認統計」の意味・わかりやすい解説

輸出確認統計
ゆしゅつかくにんとうけい

輸出認証統計廃止に伴い 1981年1月に創設された統計。この統計は輸出取引の実体および動向を迅速に把握するため,税関確認済み輸出報告書のうち1件1万 5000ドル以上の有為替輸出を集計したものである。対象月の翌月その概略が通産省広報で公表され,概況,輸出動向および商品別輸出動向,地域別・国別輸出動向,プラント輸出動向,輸出取引状況などから構成されていたが,91年 12月をもって廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の輸出確認統計の言及

【貿易統計】より

…輸出入の現状の把握を目的とした統計の総称。最も基本的なものとして通関統計(正式名称は貿易統計)があるが,そのほかに輸出確認統計,輸入報告統計等がある。(1)通関統計(大蔵省) 通常,貿易統計といえば狭義には本統計を指す。…

※「輸出確認統計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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