軽蔑(読み)ケイベツ

デジタル大辞泉 「軽蔑」の意味・読み・例文・類語

けい‐べつ【軽蔑】

[名](スル)いやしいもの、劣ったものなどとみなして、ばかにすること。さげすむこと。「軽蔑に値する振る舞い」「いかにも軽蔑した笑い方」
[類語]おとしめる嘲る見下す見くびる侮る見下げる卑しめる蔑む嘗める辱める虚仮こけにする馬鹿にする泥を塗る愚弄翻弄嘲弄軽侮自嘲侮蔑侮辱陵辱蔑視

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精選版 日本国語大辞典 「軽蔑」の意味・読み・例文・類語

けい‐べつ【軽蔑】

〘名〙 いやしい、劣っている、つまらないなどと感じてばかにすること。かるくみてあなどること。さげすむこと。見下げること。
懐風藻(751)釈智蔵伝「同伴軽蔑、以為鬼狂
※新聞雑誌‐六〇号・明治五年(1872)九月「神を軽蔑(ケイベツ)すること本地垂跡の説をなし」

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普及版 字通 「軽蔑」の読み・字形・画数・意味

【軽蔑】けいべつ

軽んずる。宋・轍〔三宗論〕人君~己を矜りて自らとし、臣下を輕蔑せば、國を失ふに至らん。宜なり、古の賢君、必ず學に志し、性命の本にし、の貴きを知ること。

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デジタル大辞泉プラス 「軽蔑」の解説

軽蔑

1963年製作のフランス・イタリア合作映画。原題《Le mépris》。アルベルト・モラビアの同名小説の映画化監督ジャンリュックゴダール出演:ブリジット・バルドー、ミシェル・ピッコリほか。

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