軽率(読み)ケイソツ

デジタル大辞泉 「軽率」の意味・読み・例文・類語

けい‐そつ【軽率】

[名・形動]物事を深く考えずに軽々しく行うこと。また、そのさま。かるはずみ。「軽率判断」⇔慎重
[派生]けいそつさ[名]
[類語]軽はずみ軽軽しい軽軽軽挙軽挙妄動軽薄馬鹿愚か愚かしい馬鹿らしい馬鹿馬鹿しい阿呆らしい下らない愚劣無思慮ぶしりょ無考え浅はか浅薄せんぱく浮つく浅浅浅浅しい軽薄浮薄単純軽佻笑止千万ばかばかしい馬鹿らしい馬鹿臭い詰まらない阿呆臭い馬鹿げる笑い事笑止片腹痛い噴飯物噴飯笑い大笑い高笑い哄笑爆笑呵呵大笑抱腹絶倒笑い崩れる笑いける笑い転げる吹き出す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く愚にも付かぬへそで茶を沸かすへそ茶聞いてあきれるちゃんちゃらおかしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軽率」の意味・読み・例文・類語

けい‐そつ【軽率】

〘形動〙 十分に考えないで、決めたり行動したりするさま。かるはずみなさま。
四河入海(17C前)一八聊爾に世事を云は邦直我を軽率也と云べき程に」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一二「さう軽卒(ケイソツ)自分の損になる事を陳述する訳がない」 〔北史‐達奚武伝〕

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普及版 字通 「軽率」の読み・字形・画数・意味

【軽率】けいそつ

かるがるしい。〔世説新語、任誕注に引く文章志〕(謝)、性輕細行に拘はらず。

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